2004-11-24 第161回国会 衆議院 法務委員会 第11号
○辻委員 提案側の最もオピニオンリーダーであり責任者であられる山崎局長の個人的な見解として伺いたいと思いますが、仮にこれが貸与制になった場合に、判検事志望者と弁護士志望者で区別を設けることが妥当だというふうに局長はお考えなんですか、そういう意思は毛頭ないというふうにお考えなんですか、どっちなんですか。
○辻委員 提案側の最もオピニオンリーダーであり責任者であられる山崎局長の個人的な見解として伺いたいと思いますが、仮にこれが貸与制になった場合に、判検事志望者と弁護士志望者で区別を設けることが妥当だというふうに局長はお考えなんですか、そういう意思は毛頭ないというふうにお考えなんですか、どっちなんですか。
法務大臣にお聞きしたいと思いますが、この検察官の増員、確保のために今後どのような対策をとられていかれるのか、また、検事志望者をふやしていくためには、今のアンケートの回答からも若干推しはかれるかもしれませんが、検察制度のあり方や職務内容、待遇などについても改善すべき点が私はあると思います。
円滑な検察人事のためには約五十人の採用が不可欠とされ、ここ数年来の検事志望著減は司法界にとどまらない重大問題だ。そして、検察庁がこの検事不足を解消するために司法試験の改正の問題を持ち出しているのは見当違いも甚だしい。
それからもう一つは、最初から検事志望というのは確かに少ないですよ。だから、研修所の教官がいかにして検事志望者をふやすかということのノルマを課せられているわけでしょう。ノルマを課せられていて、自分が教官になっていて自分の教室から検事が出ないと、どうもこの教官だめだということになってきて成績が悪くなっちゃうからなかなか大変ですね、一生懸命やるのですけれども。いろいろ勧誘しているわけです。
だから、今後は検事志望を大いに募集するという意味で出したんだろうと思うんですが、もうここまでいろいろ大詰めにきておるような感じがしますからね、私はこの辺でそろそろ、少し国会ぐらい片りんを出していただいたらいかがですかと聞いておるわけですがね。
○秦野章君 この合格者の中から裁判官、検事志望というのを、余り長くなるから去年あたりのでいいですから、ちょっと教えてください。
そこで、最近の新聞の記事でありますけれども、判事や検事の処遇が弁護士さんと比べてみでどうも見劣りがする、その結果としては判検事志望の方が大分ここのところ減りつつあるという傾向が見えるのだと、したがってその処遇の改善を図りたいというような新聞記事を読みましたけれども、そういう点について今回の措置で配慮された点があるのかどうか、その辺をお聞かせ願いたいのと、それから、私どもは全くの素人でありますが、判事
そういうようなことが検事志望者について影響がないとも言えないわけでございますが、私どもといたしましては、ただいまお言葉もいただきましたようなことで、今後ともそういう待遇面と申しますか、執務環境の改善というようなことにも努力をいたしまして、できるだけ多くの検察官を確保いたしますとともに、そのことによって検察庁の仕事がより適正に行われますように努力をいたしたいと考えております。
なお、お尋ねの三十期司法修習生の志望先は、現在ただいま申し上げました判事補志望八十一名のほか、簡裁判事志望二名、それから検事志望が五十九名、弁護士志望三百九名、その他十二名ということに相なっております。 簡裁判事の欠員、その他その補充の見通しについて申し上げます。
それから現在員ですけれども、御承知のように司法研修所は裁判所の管轄ですから、裁判所からお答えいただけると思いますが、検事志望者は、本年の四月でございますか司法修習を終える者は、七十五名検事志望でございます。
今年も司法研修所等から検事志望者が昨年よりは相当ふえておるという報告を受けておりますので、欠員の補充に非常に明るい希望を持って、たくさん採用して欠員のないように、年次計画的にいたします。そういう方針であります。
なお、本年度の任官志望者でございますが、検事志望は、私ども担当から聞いてまいりましたところでは三十八人というふうに聞いております。なお、判事補志望につきましては最高裁判所の方からお伺いいただきたいと思います。
○大竹委員 それでは最後にお聞きしたいのでありますが、いつも問題になりますのが裁判官、検察官の欠員の問題でありまして、現在の欠員はどうなっておるか、また例年に比べてどういう状態になっているのか、並びに、もちろん補充されるのは司法修習生から補充されるわけでありますが、まだ最終的な決定は見ないと思いますけれども、一体来年度の司法修習生のうちから判検事志望はどういうようになっているか、これを御説明いただきたいと
○稲葉(誠)委員 二回試験というのは具体的にはどういうふうにやるのかということが一つと、それからこれはフランクな話、二回試験に対するウエートのかけ方が、検事志望の場合と裁判所側が持つのとが非常に違うわけですね。裁判官の場合は二回試験が非常に大きくものをいう。
○植木国務大臣 念のために、誤解をしてくださると困りますので申し上げておきますが、検事志望とかいう人たちがだんだん少なくなって困っておった、私もその感を持っておったということを申しまして、その原因に給与問題を一例としてあげましたが、あれは一つの例を私はあげただけでございまして、いろいろ私見もございますけれども、まだそれは申し上げるべき時期じゃない、事務的にも十分検討した上でなければいかぬと思っておりますので
○松澤兼人君 この弁護士志望の方々と、それから判、検事志望の方々というもののふえ方、減り方というものは、ある程度時代の傾向、あるいは経済的な理由、経済的といいますか、所得が多い、少ないということとは違って、財界の経済的な動向によって官界志望が多いとか、あるいはまたは民間志望が多いとかいうようなことが一定の何かサイクルか何かあって動いているようにも見えるのですけれども、そういうことはどうなんですか。
金は節約するつもりじゃないのだ、それから修習の方法、もいま言ったような判検事志望者が弁護士の修習をするというようなこともいいのだということなんですけれども、私がいろいろ問い詰めてくるとそうなるのですが、それでは一体どういうふうにやるのだ。
逆に弁護士から検事志望が年間一人というような御答弁もございました。これについてはどういう理由があると法務大臣はお考えでございますか。
六月十日の法務委員会における松本委員もその発言中で、犬養法相の指揮権発動を転機にして検事志望者が非常に減ったというお話がございました。また畑委員からも過去のデータに基づいて、これは弁護士になった者の調査でございますけれども、初めは判検事になるつもりでおったのが、裁判所修習あるいは検察修習のときにむしろ判検事志望から変えたというお話がございました。
そして判事、検事、弁護士、いずれを志すとを問わず一本で、司法修習生という制度で採用し、教育をするという制度になったことは御承知のとおりでありますが、今回法務大臣があえて弁護士の修習を切り離して、判検事志望者と別に教育をする、こういうような構想を立てられておるようでありまして、しかもそれが総理の了解を得た、こういうふうに新聞に報道されておるわけでありますけれども、これは非常に大きな問題であります。
○辻政府委員 ただいま、検事志望者の少ないいろいろな要因につきましてお説を承りまして、私ども感銘をいたしておる次第でございます。仰せのとおりの事情も確かに多いと思います。私どもなお十分反省いたしまして、お説に沿うようにつとめていきたいと思います。ただ、しかしながら、先生先ほどおっしゃいました、志望者は必ず採用しているじゃないかという点につきましては、多少検事の場合には事情が違う面もございます。
○岡沢委員 いまの御答弁で数字はわかりますけれども、私はやはりこのあとでお願いいたします検察事務官制度と関連して、副検事の活用といいますか、修習生出身の検事志望者が少ない場合に、事務官から副検事になり、また副検事から検事になる希望を与えるとともに、検事の不足を補っていただくというのには私は一つの活路ではないかという感じがいたしますので、検事の採用についていまの数字を見ますと、必ずしも事件の数の推移と
そういう点から、昨日も最高裁のほうに、司法修習生から裁判官志望者の実態についてお尋ねをしたわけでございますけれども、ことに私はきのうの御答弁から見ましても、検事志望者が非常に少ないということを痛感し、その理由等をぜひとも究明しなければ、大事な司法権の行使にそのままつながる検察権の適正な行使について、国民としても不安を感ぜざるを得ない。
○岡沢委員 いまのお答えにもございましたように、弁護士希望は三百人台、一けた違う数字を判検事志望者が占めておられるわけでございます。しかもいま伺っていますと、裁判官の志望者は全員採用する。私も修習生出身でございますが、おそらくその中には裁判官にどうかと思う人もあったと思うのでございますけれども、全員が採用される。